スオスダイ！
MAYUK0のカンボジア情報誌です。
今回は、カンボジアの結婚式事情についてお話したいと思います。
日本だと、チャペル式や新式、
披露宴あり・無しなど色んなタイプの結婚式がありますよね？
カンボジアの場合は基本的に決まった１つのタイプなのですが、
日本とは日程や式の内容はかなり異なっています。
例えば、開催時期や時間、日程は丸っきり違いますし、
参加者はかなり自由気ままに出席できます。
直接、新郎新婦と知り合いでなくても参加できてしまうので、
日本の感覚だとビックリします！
この記事では、私が実際に出席した情報を元に、
日本とは違った一面を記事にしてみたので楽しんで頂けたらと思います。
カンボジアの結婚式は時期が決まってる？
日本での結婚式は通念通して行われますが、
カンボジアの場合、特定の時期に集中して結婚式が行われます。
基本的に11月から３月が多く、特に11月が1番集中します。
しかもこの日程は、占い師に占いで決めてもらうので、
日本ではない風習なので面白いですね。
もうひとつ日本と異なる点は、平日でも結婚式は行われる点です。
ですので、連日友人の結婚式が続くといった事もあります。
実際私も友人の知人の披露宴に参加していますが、
3週間の間に7回出席しました（笑）
カンボジアの結婚式は1日じゃない？
日本での結婚式は、土曜または日曜に1日で終わらせるのが
スタンダードですよね？
しかしカンボジアの場合は、2日から3日間かけて行われます。
以前までは3日間がスタンダードでしたが、今は2日間という方が増えています。
1日目が日本で言う挙式になり、2日目が披露宴になります。
私の友人の結婚式もこのタイプでした。
カンボジアの結婚式初日
カンボジアの結婚式初日は、日本で言うなら挙式にあたり、
新婦の家で終日行われます。
家の玄関を華やかに飾り歓迎ムードにし、
中も幕を張ったりして飾り付けを前日に済ませます。（専門の業者に依頼）
家にはスピーカーやマイクなどが用意されていて、
数百メートル離れたところから大音量で音楽が聴こえてきます。
いやほんと、この音量は日本じゃ騒音扱いレベルw
例えるなら、選挙カーがずっといる感じですね。
日本と違って、呼ばれた方は途中からふらっと行っても大丈夫なので、
私は挙式が始まって2時間経ってから参加。
今となれば、最初から出ていればもっと面白い事も見れたと少し後悔してるのが本音です。
到着した時点で、新郎新婦や親族が華麗なる衣装に着替えてステージにいました。
綺麗に飾られたお供え物が並びゴールドの物が多いので、キラッキラッです。
私が到着した時は、悪いものをたつ的な意味がある式の最中。
参加者は男女1名ずつペアになり、ステージに順番に上がっていました。
遅れていった私は見てるだけでも良かったのですが、優しいカンボジア人は
男性のペアを決めてくださり私も登壇。
新郎新婦に聖水をバシャバシャかけてあげ、
新婦には手鏡を差し伸べてあげてお顔を見せてあげたり、
新郎にはハサミでヘアカットしてあげるふりをしたりしました。
（親戚の方は、両サイドに3人ずつ並んでアシスタント係をします。）
あまり皆さんが聖水をかけるから、新郎新婦はびしょ濡れなんじゃないかと
変な心配をしたのを覚えています(笑)
もし参加される方は、
言葉が全くわからなくても見様見真似でできるので、心配は要らないと思います！
あとは、ステージに上がって儀式をしている時に専属のカメラマンが常にいるので、
新郎新婦とのフォトセッション付きになっています。
貴重な海外での結婚式の経験も、新郎新婦から
写真や動画のデータを送ってもらえるので、ありがたかったですね。
（数ヶ月たった頃にきました）
式が終わった後は、その場で2次会と言う名の食事会兼飲み会が始まります。
お料理や飲み物は、あらかじめ注文していて準備万端！
※写真はカレー味のソースがかかった魚料理
こちらは野菜炒め
日本人のお知り合いが居なくて心ぼそかったのですが、
なんとその場で急遽呼ばれて来ていたメキシコ人のお2人と仲良くなり、
同じテーブルでお食事。
あとはカンボジアの方々はすごく親切なので、何度か顔を合わせていた親族の方々が
気をつかってくださり楽しい時間でした。
結局、私は14時から呼ばれていたところを16時から出席し、22時まで居たという…
2次会の食事の時は、新郎の友人も何人か参加し、
結婚式は、繋がりが強い人が新婦の家に呼ばれ参加している感じでした。
カンボジアの披露宴は夜やる！内容は？
カンボジアの結婚式2日目は、日本でいう披露宴にあたります。
一般的な参加人数は200から300人程で、たくさんの人が集まります。
稀に、お金持ちの家や有名な方だと1000人から3000人なんてこともあったり。
シェムリアップの場合は、何箇所かに専用の披露宴会場があり
その会場を借りて行うのですが、日本と明らかに違う点があるのです。
なんと…
夜の6時ごろからスタート！
おそらく年中暑いという理由と、11から3月に集中してあるので、
仕事終わりでも行けるのが理由なんじゃないかなと思います。
披露宴会場の入り口も造花で華やかに飾られていて、
入り口には、新郎新婦をはじめ親族がお出迎えしてくれます。
その際に、日本で言う引き出物がもらえます。と言っても…
スプーン1本とかキャンディー、かわいいボールペン1本などのささやかな物です。
（写真は実際にもらったボールペン）
（写真はシェムリアップにある披露宴会場）
披露宴会場の前には、新郎新婦の写真が飾られていたりもします。
テーブルは、エスコート係の方案内してくれるのですが席札とかはありません。
円卓が満席になったテーブルから、食事開始できるという仕組みなので、
会場はただの食事する場所って感じです。
しかも、直接新郎新婦を知らない関係でも、
飛び入り参加もできちゃいます！！
ですが、お食事をとりますので最後にご祝儀は渡しましょう。
前半はただの食事会なんですが、式の途中で新郎新婦が入場してきます。
その際はフラワーシャワーをしたい人はお花をもらって花道の好きな場所に立って
参加できます。
それからステージで余興スタート！
場合によってはその場でカラオケをしたい人は
リクエストをしたらステージで歌えてしまうという、なんとも自由な雰囲気(笑)
隣の人と話ができないほどの大音量の音楽が流れているのもカンボジアならではの結婚式
なので、パーティーやクラブ的なところがあります。
カンボジアの結婚式のご祝儀の用意の仕方について
カンボジアの結婚式（披露宴）に参加する際は、ご祝儀を持っていかなければ
いけません。
いくら包めばいいんだろう…？
日本と同じで新郎新婦との関係性によって金額は多少異なるのですが、
友人（現地人）であれば20ドルから30ドルが相場と言われています。
外国人が参加する場合は、50ドル前後を包んでおけば問題ないです。
因みに中身はピン札じゃなくて大丈夫ですし、
リエルでも米ドルでもどちらでもOKです。
ただリエルの場合は、すごくかさばるので米ドルをおすすめします。
ご祝儀袋は、披露宴会場の自分が座った座席の所に封筒が用意されているので、
その中に入れます。
ペンも用意されているので名前を記載して、帰る時に出口のところで渡す場所が
あるのでそちらに提出します。
カンボジアの結婚式に参加するには何を着たらいいの？服装について
男性の場合
襟付きのシャツ（半袖でも長袖でもOK）に長ズボン、服装にあった靴であれば
問題ないと思います。
日本のようにネクタイをつけるとかは文化にないので、必要ありません。
女性の場合
日本で言うならちょっとお呼ばれに行く、高級店に食事に行く程度の感覚で
大丈夫です。ワンピースやツーピースのフォーマルからセミカジュアルな物。
お色は黒は避けた方が無難ですが、何色でも問題ないです。
現地の女性は新婦並みのドレスで来ますから、派手でも良いと思います。
もはや派手すぎて、新婦が誰かわからないレベルでしたからね(笑)
色々女性の服装について書いてきましたが…
実は私、初めて友人に他人の披露宴に連れて行ってもらった時は
Tシャツと部屋着のズボンで行きました(笑)
いきなりのお誘いだったのと何も考えてなかったのもあり。
外国人の場合は、ドレスアップしなくても大丈夫だと友人も言っていたので、
結論大丈夫ですが、写真も撮るので少し気をつかった方が良いに越したことは無いです。
カンボジアの結婚式事情のまとめ
カンボジアの結婚式事情はどうでしたか？
日本とは異なる点が多くて面白いですね。
もし参加することになったら、
招待状をもらいその中の日時と場所を確認しましょう。
ご祝儀は50ドル前後を用意し、披露宴会場のテーブルに置かれている
封筒に入れ名前を記載し提出。
服装は、男性なら襟付きのシャツに長ズボンと靴。
女性なら、ワンピースまたはツーピースのカジュアル過ぎないものを着ていきましょう！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
リアハウイ！
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