スオスダイ!
MAYUK0のカンボジア情報誌です!
最近、色々なことが変わり始めバタバタとしておりました。(継続中)
実は、カンボジアの生徒さんに
オンラインで日本語指導を始めました~☆
絵も描きながらこうしてブログも書き、
家事と日本語指導と大変な状況ではありますが、
教えていてやりがいがあり、楽しくて仕方ありません!!
今日は、カンボジアの教育を少しお話しながら
・どういう経緯でレッスンが始まったのか??
・どうやって指導しているのか?
を書いていきたいと思います。
もし今後、海外で日本語ボランティアをしてみたいな
という方は参考にしてみてください!
私がカンボジア人にオンラインで日本語指導を始めた理由
以前書いた記事と少し重複しますが、
まずは、私がカンボジアに通うようになった理由をお話したいと思います。
私が初めてカンボジアを訪れたのは2014年。
有名なアンコールワットを見てみたい!という
完全なる観光目的でした。
その時、シェムリアップ(アンコールワットがある街)
の雰囲気と人をはじめ、色んな事が好きになりました。
同時に、カンボジアの教育現状も知り、
何か協力できることは無いだろうか?と考えるようになったのです。
かといって私にできる事ってなんなのだろう?
長期間行くことはできないし、
特別な技術や知識もないし、
お金だけの支援はしたくないし…
色々調べて考えました。
結局行きついたのが、
『日本語指導』だったのです。
一応わたしは、日本語は話せるしな(笑)
指導なんてしたこともないけど…
他の日本人の方がボランティアに行ったというのだから、私にもできる!と
根拠のない自信が湧いたのでした。
思い立ったが吉日。
数日後には1人、現地へGO!
(あの時の行動力は我ながらにビビっているw)
それ以降、年に1度だけですが足を運ぶようになり、そこで知り合った生徒さんたちと
連絡を取り合う仲に!
日本語に興味を持つ子は、
「これであってますか?」と日本語の確認をしてきたり、
「おげんきですか?」とマメにメールを送ってくれていました。
そんな中1人の子が、
「将来アンコール遺跡の日本語ガイドになりたいので、日本語の話し言葉を教えてください」
と言ってきたのです。
今までは、
DMで簡単な日本語のやりとりはしていましたが、
本格的にスタート!!
今はテレビ電話という、何とも便利な環境があるので、本当に感謝ですね。
カンボジアの教育の現状
カンボジアの学校教育は、日本と大きく異なります。
過去にポルポト大虐殺があり、
先生や医者、眼鏡をかけている人までが知識人とみなされ亡くなってしまいました。
ポルポト政権崩壊から約40年。
未だカンボジアには先生が足りていません。
そのため子供たちは、日本のように1日学校に行くことはできず、
午前か午後の半分しかいけないのです。
科目は日本のように多くありませんし、部活なんてものもありません。
「カンボジアに学校を建てよう!」という
のを耳にしたことはありませんか?
現実は先生が不足しているので、
いくら建物ばかりたてても意味がないのです。
カンボジアで初めて日本語ボランティアをした時の感想
実は1人で海外に行ったのは、この時が初めてでした。
前もってフリースクールにアポを取り、
約束の時間にトゥクトゥクで向かいましたが、
まぁよくも行ったものです(笑)
今でも忘れないのですが…
とんでもなく道に迷ってしまい、
舗装されていない泥水の狭い道に行ってみたり、
行き止まりになったりの珍道中で、どうなるかと思ったのを覚えいます。
(結果30分遅刻www)
初めての学校は、な~んにもわからず。
いきなり前に出て「自己紹介をしてください」
と言われ、ありきたりな面白くもない事を
話したのもよく覚えてますね。(恥)
授業は、五十音の読み方、曜日、数字、挨拶、色を教えました。
子供たちの過半数はすでに覚えていたので、
私のような初心者にはすごく助かりましたし、
初めてでもそれなりの指導ができました。
私がカンボジア人に日本語指導をする方法について
今わたしは、
FacebookのメッセンジャーのTV電話を
使って日本語指導をしています。
カンボジアの人たちはFacebookが好きで、
10代の子でも使いこなしているほど。
ちょっと前までは、こんな無料で顔を見ながら
外国の人と話ができるなんて夢のような話でしたよね?
1回のレッスン時間は30分。
カンボジアの授業は日本のように長くないですし、
集中力が持たないのも彼女たちの特徴です。
その代わり、週に3から4回するようにしています。
この方が日本語に触れる間隔があかないので、
生徒さんのモチベーションが保てます。
レッスンの内容は、
五十音、数字、曜日、簡単な挨拶、いくつかの単語をすでに知っている生徒さんなので、
今は確認作業から幅を広げているところです。
カンボジアの生徒に日本語指導は英語が必須
わたしは、クメール語(カンボジアの言語)は全くわからないので、
英語を使いながら指導しています。
カンボジアの中学生や高校生の子は、
英語を公立の学校で学んでいるので、会話ができる子が多いです。
もし、日本語指導を考えているのであれば、
英語が話せることは必須になります。
その場1回限りの現地での指導ならば、
英語がほとんど話せなくても問題ないと思います。
ジェスチャーや絵、携帯を使ってどうにかなってしまうもんです。
でもしっかり文法から指導するとなると、やはり英語は必須です。
私が指導していてよかったと思ったことに、
『主語・動詞・形容詞・副詞』などの文法で使う言葉を、
英語で知っていたことがとても役に立ちました!
生徒さんに、
『ねむい』と『ねます』の違いを聞かれたのですが、
形容詞と動詞の違いだよと説明しなければいけません。
もしそこで英語が話せなかったら厳しいと思います。
日本語指導には単語と文法の両方が大切
レッスンの内容に戻りますが、
最初の15分間は、宿題の確認と新しい単語を教え、
残りの15分は文法の時間と割りふりしています。
どちらも並行して学ばないとフルセンテンスを話すには遠い話になってしまいます。
単語と文法を並行して学ぶことで少しづつ話せるようになり、
生徒さんの自信につながって楽しく学べると私は思っています。
笑顔が素敵で素直なカンボジア人
カンボジアの人はとても笑顔が素敵です。
そして素直です。
レッスンの時も、
生徒さんはニコニコして日本語を話してくれるので、
すごく私もうれしくやりがいが感じられます。
就職までまだ数年あるので、
どうにかして彼女がガイドになれるまでにして
あげたいなと心から思っています!
カンボジアの生徒さんに日本語の指導方法や内容のまとめ
いかがでしたか?
これから発展するカンボジア。
まだまだ低所得なのも事実です。
日本語ガイドは高所得な部類なので、
1人でも多くの子が習得したら嬉しいなと思っています。
またレッスンの発展があったら記事にしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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