どうもどうも。
MAYUK0です。
ここを訪れている方はおそらく、
CMYKやRGBという言葉に出くわし、
その意味や違いが気になっているという方が
大半なのではないでしょうか?
この記事では、
CMYKとRGBの説明から、違いや使い分けをまとめています。
私も初めてillustratorを学んだ時は、ここから
指導されました。
言葉も聞いた事すらなかったので正直言って、
そんなに重要な事だとすら思ってもいませんでした。
でも、ロゴ制作やイラストの納品の際、
このCMYKとRGBは必ずといって目にします。
イラストを始めたばかりの方または、
ご注文する側の方も知っておいて損はないので、
参考になればと思います。
♢ 目 次 ♢
私たちは色をどうやって認識してるの?
世の中にはどれも色がついていますね?
あれ?
でもどうやって色の違いがわかるのだろう?
実は色というのは、光の波長という電磁波の1つ!
その色を目で見て脳で変換しているのです。
その事を『可視光線』と言い、
眼の奥にある『水たい』という細胞で電気信号に変換され、
神経を通して脳で色を認識する仕組みになっています。
例えば、虹が見えるのは『可視光線』になります。
逆に『不可視光線』というのもあります。
文字通り目に見えない光の事です。
例えば、紫外線や赤外線など。
光の波長というのも様々あり、その波長の違いで
色を認識しているそうです。
RGBとCMYKの違い
先にRGBとCMYKの違いの答えを言いますと、
色が表現できる領域の違いになります!
例えば、1枚のイラストがあるとします。
そのイラストを印刷するとなるとインクを使いますよね?
ですが、このインクを使って印刷するのには、
どんな色でも表現できるわけではありません。
何故ならその色というのは、インクの色の表現だからです。
逆にいろんな色を表現できる場合もあります。
その違いというのが、RGBとCMYKです。
では、RGBとCMYKはどう使い分けるのでしょうか?
RGBとCMYKの使い分け
RGBとCMYKは使い方に大きな違いがあります。
RGBの使い方
RGBは、パソコンやテレビなどのモニターを通して
色を表現する事に使います。
印刷で使用するインクでは、RGBの色を全部表現する事はできません。
仮に、パソコンでRGB形式で描いたイラストを印刷すると、
パソコンの画面上で見ていた色とは異なり、
暗い色になってしまいます。
あれ?イメージと違う…なんて事がおきます。
CMYKの使い方
対してCMYKは、印刷する場合に使います。
印刷用の物を作る場合は、
カラーモードをCMYKにしてから始めましょう。
ただ例外があり、CMYKでも表現できない色もあります。
手強い特別色、金・銀・蛍光色
実は、RGBとCMYKで全ての色を表現できなかったりします。
それは、金・銀・蛍光色などです。
それっぽいものは出来ますが、完璧ではないという事を
念頭に入れておくとよいです。
RGBとCMYKの使い分けがわかりましたが…
そもそもRGBとCMYKって何なのだろう?
という事で、それぞれ見ていきましょう!
RGBとは?
RGBとは、赤・緑・青の「光の三原色」と
呼ばれているもので構成されています。
赤=Red
緑=Green
青=Blue
の頭文字でRGBと言います。
このRGBは、色が混ざれば混ざるほど明るくなり、
全て重なると白になります。
表現できる色が豊富で、約16.8百万通りもの色が
表現できるとされています。
この色の見え方ですが同じ色番でも、
光の加減やMacやWindowsなどOSの違い、
パソコンとテレビの違いなどで、見え方が変わります。
実際、自分のホームページの画面の色を私のパソコンと
夫のパソコンで見ると、驚くほどに違います!
派手目のピンクが、さらに派手‼︎なんて事がありました。
CMYKとは?
CMYKとは、シアン・マゼンタ・イエローの『色の三原色』を
混ぜて作られています。
シアン=Cyan
マゼンタ=Magenta
イエロー=Yellow
キープレート=Key plate(輪郭や暗い部分をするのに使う黒インク用の版のこと。)
の頭文字でCMYKと言います。
このCMYKは、混ざれば混ざるほど暗くなり、
全て重なると黒になります。
ただ印刷インクだけでは、綺麗な黒にはならない為、
黒インクもあります。
プリンターのインクを買いに行くと、箱に
シアン・マゼンタ・イエローと書かれて売られているのを
見たことはありませんか?
それと別に黒が売られています。
インクを使って印刷する場合はこのように、
色の三原色で表現されているのですね。
RGBとCMYKの違いと使い分けのまとめ
- 可視光線は人間の目から見えるもので、色もそのひとつ。
- RGBとCMYKも目で認識できるものだけど、使う媒体によって色の表現の領域が違う。
- RGBは、パソコンやテレビなどのモニターに使用
- CMYKは、印刷する場合に使用
と覚えておけば問題ないです。
使用目的にあわせて、選びましょう。
表紙のRGBとCMYKのイラストは、
PIXTAさんとAdobeさんで販売しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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