どうもどうも。
MAYUK0です。
今回はイラストや写真を納品する際に使う、
画像ファイルにフォーカスして説明したいと思います。
最近イラストを始めたんだけど、
- 納品の際JPGとかPNGって何それ？
- どっちを送れば良いの？
- JPGとPNGってどう違うの？
- メリットデメリットは？
という事をまとめてあります。
ココナラやクラウドワークスなどで画像を依頼する側の方も
知っておいて損のない知識になりますので、参考にどうぞ！
♢ 目 次 ♢
拡張子とは？
JPGやPNGについて学ぶ前に、まずは拡張子という物をお話しします。
拡張子を大変堅苦しい言葉で説明しますと、
パソコンやスマートフォンで扱うファイルの種類を
識別する為の文字列のことになります。
んー… 頭痛い
言葉で聞いてもわかりずらいと思うので、こちらをご覧ください。
こんなヤツです↓
pdf .jpg .png
見たことないですか？
どのファイルにも、
.とアルファベット3つが書かれた文字列があります。
例えば１つ例で確認してみると、
このファイルを右クリック→プロパティで
こんな情報が出てきます。
ここをみると書いてありますね！
この.〇〇○が拡張子と覚えておけば問題ないです。
色々ある拡張子
この拡張子というものは、以下のファイルに分類されます。
- Windows Officeファイル
- 圧縮ファイル
- 文書ファイル
- 画像ファイル
- 音声ファイル
- 動画ファイル などです。
例えば、
文書ファイルで有名な拡張子にPDFというものがあります。
また画像ファイルならJPGやPNGというものがよく使われています。
転勤族の妻らしく東北で例えるなら、
東北というくくりがファイルで、
青森、秋田などの県が文書ファイル、画像ファイル、
八戸、秋田市などが、拡張子みたいなもんだと覚えれば
わかりやすいですね←私だけ？
JPGとは？
ではでは本題に移ります。
JPGとは、画像データを圧縮するファイル形式になります。
読み方は、ジェイペグです。
因みに正式名称は、
Joint Photographic Experts Group（JPEG）
というそうです。
拡張子の表記は.jpgですが、.jpegというのもあります。
ファイル形式の内容は全く同じなので気にせず大丈夫です。
なので、イラストに限らず写真も当てはまります。
JPGのメリット
➀ JPGは、フルカラーの1,677万色を表現する事ができます。
グラデーションも可能ですし、
印刷用、テレビやパソコンのディスプレイ用と、
どの物にも表現できます。
➁大きな画像データを高画質な小さなファイルに保存できます。
重くならず軽いファイルになります。
JPGのデメリット
➀ 1度画像を圧縮してしまうと元に戻せなくなります。
（不可逆圧縮と言います。）
➁サイズを変更したりなどの修正をかけて保存を繰り返すと、
画質が劣化していきます。
PNGとは？
こちらもJPGと同じ、静止画像の圧縮ファイル形式です。
読み方は、ピングです。
正式名称は、
Portable Network Graphics になります。
PNGもJPGと同じ画像ファイルですが、
メリットとデメリットが異なります。
PNGのメリット
➀ 編集して上書き保存を何度しても、画質の劣化が起こりません。
（可逆性圧縮／ロスレス圧縮）と言います。
➁ PNGの種類によっては、透過ができる。
透過とは？
この画像で比べてみてください。
透過をしていないものは、こんな感じで
背景が白く四角になってます。
では透過されたものは？
背景がなくなり絵だけが浮き出ています。
PNG8で書き出すと、グッズ制作でこのように使えます。
背景がなくなり物に馴染みます。
どのPNGが透過できるかは、この続きをお読みください。
PNGのデメリット
・CMYKの色の情報が持てない（印刷向きじゃない）
つまり、web上で使う事に適しています。
色の種類には、CMYKとRGBという物があります。
CMYKは印刷用でRGBはweb用と覚えておけば問題ないです。
詳しくは改めて記事を書きますね！
・JPGに比べ、データが重くなる事が多い
3種類あるPNG8・PNG24・PNG32の違い
PNGにも3つの種類があります。
この違いってなんや〜？
PNG8とは？
２５６色のみの表現になりますが、容量が軽いです。
グラデーションや多彩な色がある物には、向きません。
少ない色であれば問題ないです。
透過はできますが少し荒い画像になるのと、
半透明は扱えません。
PNG24とは？
JPG同様の1,677万色が表現できますが、
ファイルが重くなり透過ができません。
PNG32とは？
JPG同様の1,677万色が表現できるうえ、
258色の透明情報を持つので透過も可能です。
ファイルサイズはとてつもなく大きくなりますので、
サクサク軽くなければいけないwebには不向きです。
JPGとPNGの違いまとめ
- JPGとPNGはどちらも画像ファイル
- JPGはどんな色も出せて、ファイルは軽い
- JPGは何度も加工して保存すると劣化する
- JPGは透過はできない
- PNGには種類がある
- PNGはファイルが重くなる事がある
- PNGの種類によっては透過ができる
- 再保存しても劣化はしない
JPGとPNGの使い分け
私の場合ですが、
最初に透過したいものかどうかという判断が決めてです。
透過したいものには、PNG8の一択になります。
web上で使うのであれば、色味の表現は限られますがPNG8です。
（今はスマホアプリも便利なので、JPGで書き出し物を
アプリで後から透過もできます。）
おすすめのアプリで透過する方法です↓
あとは、web上だけで使う物の場合は、
JPGにします。
SNSアイコン制作も承っているのですが、
納品の場合は、JPGとPNGの両方を送っています。
お客様がサイズ変更されたり、
編集して保存をされるかも知れませんので、
画質の劣化しないPNGも必要かなと思ってそうしています。
・印刷用なのかwebようなのか？
・透過が必要なのかそうでないのか？
用途に合わせてJPGとPNGを選ぶと良いですね！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
にほんブログ村ランキングに参加しています。
ポチっと登録、応援していただけたら嬉しいです！
にほんブログ村
